【ableton live】liveでライブをするときにDJのようにキレイに曲を繋ぐには

ableton liveでライブをするときに、DJのようにスムーズに曲をつなぐために試行錯誤した件。

 

 

ableton live最大の欠点は、その名前にあると思います。
ableton live エイブルトンライブ。
いや、分かりやすいんですよ。確かに。制作だけじゃなくてライブもできるよ!という機能をアピールするためにliveという名前にしたはずで、果たして「自分で作った曲でライブしたいぜ!」と考える僕みたいな人間が買うんですが、ネットで何かを調べるとき、特にライブ(パフォーマンス)特有の事柄を調べるときって、liveって名前が邪魔しませんか?

例えば「他の人はライブのときに、マスターにリミッター以外何を入れてるのか」とか「他の人は、ライブのときにどういうルーティングをしているのか」などを調べるので、およそ「ライブのときに」ってのがポイントになるんですが、検索キーワードに「ableton ライブ セッティング」と入れても、abletonでDJをする場合のセッティング方法が必ず上位表示されてしまう。ライブをソフト名のliveと誤認識されてしまう。

違う違う そうじゃ そうじゃない

liveでライブをするときのセッティング例を知りたいだけなのに。
あー、キーワード変えないとダメかと思い「ableton パフォーマンス セッティング」と変えてもやっぱり「ableton liveはパフォーマンス性に優れたDAWです」的なサイトが引っかかる

違う違う そうじゃ そうじゃない

参考になるような誰かのセッティングは結局見つからず、自分なりの試行錯誤を繰り返して今に至る訳ですが、このキーワード問題は厄介ですよね。
ライブと呼ぶのかパフォーマンスと呼ぶのか、はたまた演奏と言うのか、言葉って難しい。

 

そして本題。
ここ最近ライブのときに気になっていたのが、曲と曲のつなぎ方。
DJのようにイコライザーを使って、ローだけ切って、次曲のハイを上げてって、ミッドを混ぜて、ブレイク終わりに次曲のキックをドーンと。みたいなつなぎがやりたくて、やれなくて、会いたくて震えて。

ableton liveだと標準でそれができないんですよね。
ableton liveでDJするんだったら基本2トラックだけで済むので、それぞれにイコライザーをインサートしてmidiコンで操作すれば良いのだけど、僕の場合は約10トラックで1曲。60分のセットで約10曲なので合計100トラック!それぞれの曲はグループでまとめているけど、10個のグループそれぞれにイコライザー入れてたらルーティングもMIDIマッピングも面倒!
なので、今までは各トラックのクリップを停止させたり、音量を落としたりして繋いでました。

でもそれを変えたいと思った理由は2つ。
・めんどくさい
・つなぎの部分が長くなってかっこわるい

まーめんどくさいんです。キックを切ったから次に上モノを徐々に下げて、あーハットもシンプルなやつに戻して、えーっとこのドローンのサウンドは残して・・・みたいなのを考えるのは、毎回やってると段々雑になるという。
だからといってアレンジメントビューで構成作ってかけっぱなしってのも、なんか詐欺みたいじゃないですか。中島みゆきが紅白に出場!ただし黒部ダムから中継で!みたいな。
余談ですが、クロアチアから来たダルトンが「再生ボタン押した後にパソコンでサッカー中継見てたDJがいた」と言ってましたが(嘘でもジョークでもない!と何度も言ってた)、まさにボタンプッシャーじゃないですか。

閑話休題。上記のようなつなぎ方をすると自然と次曲までの間が長くなり、熱量がリセットされてフロアが白ける。そして誰もいなくなった

ということで、どうにかスムーズに曲をつなげる工夫をしようと試行錯誤していました。ネットで探せないんだもん。

 

◆対応策その1
abletonのクロスフェーダーを利用。
まぁ簡単なとこから。今まで一回も触ったことのなかったクロスフェーダー。APC40 MK2にもフェーダーが付いてるし!ということで何回かライブで実践。各曲をAとBに振り分けて、フェーダーでフェードイン/アウトしていく方法。しかしイコライザーが無いと、なんとなくカットインみたいな繋ぎ方になってしまう。いや、次曲のクリップをそれ用に用意すれば解決するのは分かってます。分かってますが、なんか違うんです。

 

◆対応策その2
DJミキサーのVSTを利用。
探したらフリーでヴァーチャルDJミキサーなんてのがあったので試してみました。

matomevst.blogspot.jp

が、重い。いかんせん重過ぎる。
有料で無いかと軽く探しても見つからず。
というか、あったとしても、ルーティングが面倒だし、逆に手数が増えそうだったので断念。これは実機のミキサーを使わずにabletonだけで完結させたいPCDJ用だなという感じですね。

 

いよいよ困ったぞ、というときに思いついたのがコレ。

◆対応策その3

各トラックはグループでまとめて、そのグループの出力をsends onlyに変更。例えば1曲目はセンドAに全振り、2曲目はセンドBに、3曲目はセンドA、4曲目はセンドB・・・という風に。
そして、各センドに3チャンネルのイコライザーをインサート。それぞれのLOW、MID、HIGHをNOVATIONにマッピング

あら不思議。あれだけ悩んでたのに。こんな簡単に。
これなら、急に曲順を入れ替えたくなっても、センドする先だけ変えてあげればOKだし、コントローラー(NOVATION 25SL MK2)にマッピングすることで、いつでも操作可能。
これまではマスターにイコライザーを入れていたので、ローを切ると次曲のローも無くなってしまうというジレンマで、それを解決するためには、ローを切る→ローが出てるクリップを停止→ローを上げる→次の曲のローを再生ってな感じの操作をしていたんですが(いや、これが効率悪いことも分かってます。分かってるんですが手グセってイヤですねー)

 
世のライブユーザーには常識なのかもしれませんが、ふと見つけた「sends only」の文字。センドって、こう、そっちにも送るというか何というか、まさにセンドじゃないですか。まさかsends onlyなんて機能があるなんて。途方にくれていた僕に舞い降りた神です。瀕死の悟空に与えられた仙豆みたいな。sendsみたいな・・・。
もともとセンドはうすーくリバーブやディレイをかけるくらいしか使っていなかったので、これで解決とします。センドを使うことで大きなリターンを得ました。センドでリターンを得ました。上手いことオチがついた。上手くない。

 

解決策が見つかったところで、あらためて「ableton sends only」で検索すると、公式のマニュアルが引っかかって

Liveのリターントラックは、サブミックスにも使用できます。トラックの[Output Type]に[Sends Only]オプションを選択し、[Send]コントロールを希望に応じて調整します。これで、リターントラックがサブミキサーチャンネルとして動作するようになります。

ですって。
要は、僕が試行錯誤を繰り返してやっと辿り着いた方法ですよね。それがマニュアルに載ってたってことですよね。。。何たる徒労!
まぁこう書くしか無いんだろうけど、初見でこれ読んでなるほど!ってならないですよ。サブミックスなんて言葉、普段使わないでしょ。
でも解決したのでスッキリ!

 

 

 

と書いたは良いものの、このセッティングにしてから、abletonが激重!
再生ボタン押しただけで、あっという間にCPU使用率50%を上回る。1分もしないうちに60%になり、ノイズ乗りまくりで使い物にならない感じ。
え?センドが悪いの?嘘でしょ?
windowsの電源設定を確認し、直近のwindows updateのアンインストール、ディスククリーンアップ、してもダメ。
さらにブラウザ(chrome)も重い。いつもはabletonが多少重くなってもブラウザに影響が出ることは無かったのに。
またもや試行錯誤の結果、前述のヴァーチャルDJミキサーをvstフォルダから削除したら直った。セットには使ってません、ただvstフォルダにdllを置いていただけなのに、関係するんですかね。もともとこのVSTは32bit用だったのでjbridgeで64bit化して使っていました。それも関係あるのかな。

 

7月21日(金)は沼津でライブです。Masaru Uchidaさんからお誘いいただき、沼津のCalle5411です。BPM125くらいの田舎テクノを。きれいに繋ぎます。

The Tunnel


22:00-22:30 GnG.(Live)
22:30-23:30 mushic (Live)
23:30-00:00 Japanese Drone Project (Live) 
00:00-00:40 Masaru Uchida (Live) 
00:40-01:40 Keita Endo(DJ)
01:40-02:40 V. (DJ)
02:40-03:30 Kozi Komatsu (Live)
03:30-04:30 Kinos (DJ)
04:30-end Akira Featuring Psychemin (Live & DJ)

 

久しぶりの東京のクラブ

6月24日(土)、CONTACTにて行われたGlobal Arkのアフターパーティーへ。
久しぶりの大きな箱は良かったです。
渋谷にあるということで、もう少し雑多な雰囲気を想像していたのですが、Global Arkのアフターパーティーという性格上、オトナが多くて居心地の良い空間でした。

オーガナイザーのMIKUさんが、以前僕が渡したデモCDを聴いてくれたそうで「border communityっぽいね」との評をいただく。
そうなんです、nathan fakeを知って自分でも音楽を作り始めたんです!分かりますか!?と興奮気味に返事をしたら「俺も好きだからね」とポツリ。

本祭では遊ぶ余裕などなかったオーガナイズチームの皆さんも終始笑顔。多幸感と祝祭感あふれる中パーティーも終盤へ。ラストに登場したMIKUさんのプレイにロックされ、フロア中央で突っ立ったまま動けなくなっていると、最後にかかったのはまさかのnathan fake!しかもfour tet remix!

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え?あの会話をしてこの曲ってことは、え?僕のために?と思わずにいられず、大興奮。終了後、MIKUさんにその旨伝えると「ね、好きって言ったでしょ」といたずらっぽく笑った。

 

 

GLOBAL ARKも終わり、7月を迎え、いよいよ夏本番です。
この夏はいつもより精力的にライブします。

 

まず次回ライブは7月16日(日)、3連休の中日です。
富士宮AERAにて、DJ SUGIURUMNをゲストに迎えるmad focus 5に出演です。

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 ◆DJ LINEUP(昇順)
AMI
HIRAMOTO
KATSU VOLIC
KEITA ENDO
KOZI
SANO KAZUYA
SUGURU MOCHIZUKI
Takayuki Nagai
TSUYOSHI
U-1
YOSUAKI
.
◆LIVE ACT
MASTER MASTER
music
.
◆LIVE PAINT
MASUMI

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大阪からPAチームが来て、ファンクションワンの性能を最大限発揮できるようチューニングしてくれるようです。
SUGIURUMNさんのアルバムリリースパーティーとして、富士宮・富士・静岡のアーティスト勢ぞろいで賑やかに開催。

是非。

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グローバルアークを終えて

山梨県八ヶ岳の美し森ロッジにて開催されたGLOBAL ARK 2017は無事に終了しました。まずは、オーガナイズチームの皆様、お疲れ様でした。そして、ご来場の皆様ありがとうございました。

 

僕mushicが出演したのは、初日の金曜日18時半~。トップバッターです。
開場して間もないのでお客さんはまだ少なく、暗くなる前にテント設営を終えようとするから忙しく、それでも思ったよりも多くの人がフロアに集い、踊ってくれて、なんかそれだけで感無量でした。

3日間のパーティーのトップバッターとして、どんなセットにしようかと悩んだあげくやったのは
BPMは120前後
・揺らぎ
・若干センチメンタル
をテーマにしたセット。

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事前の準備期間はとても悩んだ。
まず、そのラインナップの豪華さに興奮し、何とか爪痕を残してやろうと気負うわけです。張り切らない訳が無いじゃないですか。
もちろん自分たちで催すパーティーや地元で呼ばれるイベントも張り切るし緊張はするし、どんなセットにするかじっくり練るし、不安は尽きません。
趣味として始めた音楽を人前で披露しているだけなので、失敗したって誰も咎めないし、その代わり誰かに気に入られなければ「次」は無い。一回一回のライブを大切にしてそれに向き合うからこそ、グローバルアークには今まで出演したパーティーとは違う色々なことを考えずにはいられないのです。単純な規模ではなく、その期待値の高さにいつもと違う興奮を覚えるのです。

 

ただ考えすぎた結果、方向性を見失いかけ、とめどなく湧き出る自己顕示欲に悩まされセットを決められずにいた頃に、我が盟友にしてマネージャーでありプロデューサーである伊藤氏から、相談したわけでもないのに送られてきたリンクが↓

RA: オープニングDJの秘術


要は、音が止まることがめったにないクラブミュージックのイベントでは、オープニングの演者がそのイベントの良し悪しを決める、ということですね。
まぁ至極当然のことなんだけど、こういう経験則から得た感覚を、改めて誰かが咀嚼した文章で読むと、色々と気づきます。
思い浮かんだのは、
バンドイベントやフェスの場合、それぞれの出演者が点で、点と点を結んだ結果1本の線になるイメージ。
それに対してクラブイベントやレイブ・パーティーの場合、オーガナイザーが用意した線が既に存在していて、出演者が点で、線を導くイメージ。うーん、この語彙力と表現力の無さ!
例えると、壁に画鋲を適当に打って、そこに紐を這わせるようなイメージ。この例えで言うと、前者のバンドイベントは、壁に画鋲を適当に打って、その画鋲を結ぶ直線を描くイメージ。
まぁ伝わらなくてもしょうがない、とにかくそんなイメージを持ったのです。

 

 ってなわけで、タイムテーブルを見て(主催者曰く、推理小説のような多重の意味と複線が散りばめられたタイムテーブル)、主催者の用意した線を見つけようとしたんですが、まぁ難しい。結局思い浮かんだ上述のテーマに沿う曲を自分の手持ちの中から探して順番を決め、ライブに挑んだのです。

 

ライブは大成功。だったはず。
あー気持ちよかった。
「からだじゅうに広がるパノラマ」というドラゴンボールZのオープニングの歌詞の意味が分かったくらい気持ちよかったです。あ、作詞は森雪之丞ですって。 
完全に、出色の出来栄えってやつでした。


 自分の出番が終われば飲んで食ってスタッフとして仕事して、だったんですが、グローバルアークのもう1つの目的「DJ MATSUNAMIを驚かす」を忘れてはなりません。
参照:GLOBAL ARK2017 - mushic's blog

やっぱ重要なのは再会の瞬間です。思い入れがあるのは僕の方だし、ましてや別れた恋人同士でも無いので、♪エンダ~イヤ~ みたいなBGMがかかることはないんですが、それなりにそれなりなはず。
実際どんな再会だったかと言うと、
なんと、
まさかの、
酔っ払ってて覚えてません。ズコー。

気が付いたときには既に一緒にいて、思い出せるのは、行く先々で「これたっつん(当時のニックネーム)で、俺の大学の後輩」と紹介してくれるMATSUNAMI先輩の横顔と、肩組んで歩いてたら転んでしまい、寝転んで見上げた満天の星空。きゃーロマンチック。
相変わらずご機嫌な酔っ払いで後輩は懐かしかったです。
相変わらずクールでディープなDJで後輩はしびれました。

DJ MATSUNAMI

 

 そして、偶然MATSUNAMIさんについて書いた記事を読んでいたMATSUNAMIさんの友達で、偶然北杜市に住んでたからGlobal Arkに遊びに来たという方とも会うことができ、パーティーは出会いの場(いや、変な意味ではなく)というパーティーの本質の1つを思い出した。
昔は、野外のパーティーに行く度に知り合い(往々にして名前といくつかの個人情報しか知らないのに、妙な安心感を覚える人が多い)が増えてってのが良くあって(自分が野外のパーティーに行くことがめっきり減っただけで、たぶん今もあるのでしょう)、千葉の山奥のパーティーで命を助けられた通りすがりの人に、数年後富士宮のふもとっぱらでバッタリ出くわしたりして、さらに命を助けられたというのに、名前を忘れてて若干気まずかったり。
自分がたっつんと呼ばれていたって理由だけで「ダッチョン」というあだ名で呼ばれる人とその場で仲良くなり、数ヵ月後渋谷の交差点ですれ違った男性に、考えるよりも先に「だっちょん!?」と声をかけたらビンゴだった。みたいな思い出。
そんなのもとんとご無沙汰だったけど、久しぶりに、こう「出会った感」を体験できたのは、Global Arkが持つ"レイブの匂い”が成せる業なんだなーと思った。
昔は良かったみたいな懐古的な感じではなく、昔あった匂いをまとった現在進行形のレイブ。イベントじゃなく、フェスじゃなく、レイブ。

 

おかげさまで、ライブも好評で、方々から色んなお誘いをいただき、mushic史上最大の追い風が吹いています。それについてはまた後日ということで、長くなったので今回は終わり。

 

 

 

 

 

 

5月20日(土)はAERA FUJINOMIYAでeclectic

2017年5月20日(土)は、レジデントを務める「Psyde3」の別パーティーとして、eclectic(エクレクティック)を開催します。場所は富士宮AERA


今回はギタリストNumakuraとのユニットNu:m(ナム)での出演です。21:00から90分セットで、1人でアンビエントから始めて40分くらい経ったらNumakura氏が入ってくる形になります。

Nu:mは、ギターとabletonによるライブユニット。
自身が率いるバンドNumakura & friendsで活動中のギタリスト沼倉久と、田舎テクノミュージシャンmushicの2人組。
Psyde3オーガナイザーshotaの考案・命名によって2016年お盆に結成。NumakuraのNuとmushicのmでNu:m(南無)という絶妙なユニット名。

ダブ・ダウンテンポ・テクノのトラック
         ×
ロック・ジャズ・ジャム・ノイズなギター

Jamバンドのギターとも違う、ロック一辺倒のギターでも無い、確かな技術に裏打ちされたバランス感覚を持った稀有なギタリストです。

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メインゲストはDJ MIKUさんと六弦詩人義家さん。

DJ MIKUさんは、80年代から一線で活躍されているリビングレジェンド。

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六弦詩人義家さんは、幻想的なバックトラックに共鳴するエレクトリックギターと詩の朗読を重ねた前衛的なパフォーマンスを繰り広げる孤高の吟遊詩人。

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お二人とも、6月に八ヶ岳で行われるグローバルアークのオーガナイザーです。

今回のeclecticに出演するmushic、V、KEITA ENDO、HIRAMOTOはGLOBAL ARKにも出演します。また今回もカレー&スイーツで腹を満たしてくれるMAHO JUNCTIONも、GLOBAL ARKに出店します。
そんなわけで、プレパーティー感満載でお届けするeclecticは5月20日(土)21時スタートです。会場の富士宮AERAが誇る最新鋭のサウンドシステムで良質な音でお待ちしています。

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不定期にパーティーを開催している【Psyde3】が新たなパーティー【eclectic】を始動。
2017年6月に八ヶ岳美し森ロッジにて開催される【GLOBAL ARK 2017】主宰のDJ MIKUさんと、同オーガナイズチームから六弦詩人義家さんを招いての開催です。地元富士宮からは、Underground party【Club Doikki】などを手掛けるKEITA ENDO、セルビアからやってきたDJ V.、山梨からはPsyTrance~Technoまで定評のあるTOKKUN、御殿場からはHIRAMOTOを招聘。LIVE actはNumakura & mushicによるNu:m(ナム)。
VJ、PA、FOODも入り、【GLOBAL ARK 2017】へのプレパーティー感を演出する。

Eclecticism Techno party

◆DATE:2017.05.20 (sat) 21:00 OPEN
◆PLACE:AERA fujinomiya
◆FEE:2000yen/1Drink付
◆GUEST DJ
・DJ MIKU (GLOBAL ARK)
◆LIVE
・六弦詩人義家 (GLOBAL ARK / KATANAKIZU)
・Nu:M (eclectic / Psyde3)
◆DJs
・KEITA ENDO (Club Doikki / LOVERS.)
・V. (Twinetrax)
・TOKKUN (SEXPLORER / NGS)
・HIRAMOTO (HARVE / tenbin)
◆VJ
・RYOUTA
PA
・鈴木 滋
◆FOOD
・La Esencia
・MAHO JUNCTION

 

 

GLOBAL ARK2017

2007年にableton liveを買い、テクノを作るようになった。
3ヶ月後に行われる自分達が企画した野外パーティーでライブをするために。
初ライブは散々な出来だったけど、森の中に響き渡る自分だけの音は実に心地よく、自分が客として行きたくなるような野外パーティーにいつか出演したいなーと密かに思った。

それから10年。
今年は野外パーティーでライブさせてもらいます。

まず、GLOBAL ARK (グローバルアーク)2017

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GLOBAL ARK 2017 グローバルアーク

2017.6.2(Fri) - 6.4(Sun)
八ヶ岳 美し森ロッジ
Gate Open 6/2 (Fri) 15:00 〜 Close 6/4 (Sun) 14:00

【 Wood Land 】ステージに出演させてもらいます。ありがとうshota。宜しくお願いしますグローバルアーク。錚々たる顔ぶれの中にクレジットされたmushicの文字を見ると、一介の田舎テクノミュージシャンとしては感慨深いものがありますが、その中でも思い入れのあるDJが1人。それを説明するには、僕とテクノの出会いまで遡ります。

 


元々ポップスやロックが好きなバンドマンで、ろくに弾けもしないのに生演奏こそ至高だと思っていて、高校生の頃に聴いたradioheadのOK computerを当時は受け入れられなかった。同級生に勧められた電気グルーヴも全然ピンとこなくて、むしろ無機質に聴こえるテクノや電子音は嫌いだった。

その後大学生になり、友達に誘われるがまま初めて行ったクラブは新宿。
大音量のテクノがかかる中で、サイバーでカラフルな人達が、ホイッスル吹きながら満面の笑みで踊ってた。踊り狂ってた。

まさにカルチャーショック。
もう、生演奏がどうとか、曲がどうとかじゃなくて、こんな世界・文化があるんだと。なんか文化としてすげーなーと感じるわけです。踊ったり喋ったり、とにかくみんな笑顔。そこから始まるクラブ漬けの日々。

田舎から都会に出てきた大学生のステレオタイプな大学デビューとしては満点な訳です。ゴアな服を買い、家でお香を焚くようになり、週末はクラブに通い・・・。

 

当時はyoutubesoundcloudSNSも無いから、家で聴くのはもっぱら友達が作ったMIX CDとMD。初めてもらったのは、DJをやってた先輩が作ったMIX MD。sandstormとか入ってた。はず。

その先輩とはサークルで知り合って、サッカーをやったり、イベントに誘ってもらったり、色々と可愛がってもらった。
2002年ワールドカップの日本戦のパブリックビューイング的なものを大学の構内で先輩達がやるっていうんで観に行き、ベルギーに先制されてすぐにトイレに行ったら先輩がいて、「いやー先制されちゃいましたねー」な会話をしている間に鈴木が同点ゴールを入れて見逃したってこともあった。

卒業後、先輩は東京で活動を続け、僕は静岡に戻り、疎遠になったけど、当時一番踊ったDJなのは間違いない。

イケイケを求めていた二十歳そこそこの僕に、渋ーいテクノのかっこよさを教えてくれた偉大なるDJ。

 

その先輩こそが、グローバルアークに出演するDJ MATSUNAMI氏。

ディープで上質なパーティーとして人気の「TRI-BUTE」を中心に活動しています。

 

matsunamiさんは、僕がいるなんて、ましてや同じ出演者だなんて思ってもいないだろうから、驚かせようと思うのです。

ちなみに、mushicはmushi(虫) + music(音)の造語で、音楽に聴こえたり雑音に聴こえたりするような音楽を作りたいなと思って名乗るようになったのだけど、matsunamiさんがやっていたパーティー「蟲の音」からも、インスピレーションを受けていたり受けていなかったり。

余談ですが、虫の鳴き声を「声」として認識するのは日本人とポリネシア人だけみたいですね。

 

 

神戸にポドルスキが来て、富士宮にはfunktion oneが来る

funktion one(ファンクションワン)

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なんと甘美な響き。

クラブミュージックや音好きにとって、funktion oneというサウンドシステムは一種の媚薬。

 

蕎麦屋のカレー的な。

精肉店のコロッケ的な。

 

音が良いのはもちろん、その独特なフォルム。

一目でそれと分かるから、したり顔で、あ、funktion oneだ!って言いやすい。

 

その存在を知ってから10年以上、ずっと聴くだけだったけど、ついに、自分の音をfunktion oneから出せる日が!

 

aera fujinomiyaに、この3月funktion oneが導入されるようで、3月17日にテストを兼ねてライブさせてもらいます。

どこからもリンクを貼っていない放置してたブログで告知してもアレだけど。

 

2017年3月17日(金)21時~

場所:aera fujinomiya (富士宮市

https://www.facebook.com/AERA-609391239080566/

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初めてライブをする場所でfunktion oneだったら、いつものようにしたり顔なはず。いい音だよね、で終わり。

だけど、何度もやらせてもらってるaeraなら、今までと比べて音がどう違うのか身をもって感じられるはず。楽しみ。

 

いつもお世話になっているaeraでは、過去のライブで何度もトラブルを発生させている。片側チャンネルだけ音が出なくなったり、音切れを起こしたり。止まったり。そのたびに、何が悪かったかをaeraの方々や当日のPAさんと話をして、同じトラブルを起こさないようにと心がけてはいるんだけど、自分の持ってきた機材以外の問題となると、原因を聞いても意味が分からないことがある。

どこまで知れば良いのかって線引きが難しいけど、僕みたいなライブする人も、DJも、もっと「音がどういう流れで出ているか」「どうすれば良い音が出るのか」を考えて、そのための知識を持つべきだと思う。

RA 特集「Low end theory : EQing kicks and bass」翻訳•意訳 : last galaxy elements

 

DJは基本的にマスタリングされた音源を使うから、周波数特性やら何やらって考える必要は無いけど。ただ、ミキサーのマスターボリュームを上げすぎないでおくれ、頼むから。

その点、DAWでライブをする場合、音作りの段階からライブ時のイコライジングまで気にかけないといけない。

自宅のヘッドフォンやモニタースピーカーではOKでも、いざ現場で鳴らすとひどいときはひどい。そんなときは、ある程度の知識が無いと咄嗟に改善はできない。

自分の前や後ろがDJだと、プロがミキシング・マスタリングした音源が比較対象になるから、いやでも粗が目立つ。

いつになったら自分の音に自信を持てるようになるんだろうって時々思うけど、どう鳴って欲しいかっていう理想が無いとダメですね。

今回、ファンクションワンで今までよりも良く聴こえたら、それが1つの指針になるよねってことで今からわくわくです。

 

これを機に、ファンクションワンが”どう”良いのかお勉強しようとしたけど、うん、難しいっすね。

とりあえず、フライヤーから察するに、resolution4って機種が入るんですかね。

 

よし、当日aeraに着いたら開口一番言ってやろう。

あ、funktion oneだ!じゃなくて

あ、resolution4だ!って。

 

したり顔で。

 

 

soundcloud.com

 

 

オーディオインターフェイスを使っていて、DAW以外の音が悪い場合の解決策(解決済み)

1月にライブで使ったケーブルをいまだに回収できてなくて、自宅モニタースピーカーから音が出ない。ここ一ヶ月ずっとヘッドフォンだけ使っていたら、問題が発生。

 

abletonからの音はキレイに聴こえるのに、youtubesoundcloudの音がちょっとザラついている。というかノイズが乗っている!

 

最初は”なんとなく”しか聴こえなかった(はず)なんだけど、1週間2週間経つと、結構大きく聴こえる。ように思えてくる。そうするともうダメ。気になってしょうがないので、原因を考えた。

・気のせい → 気のせいじゃない

・ヘッドフォンの接続の問題 → クリーニングしても変わらず

・音源のせい → youtubeでもサンクラでも、何を聴いても同じ

・ヘッドフォンの調子が悪い → abletonの音にはノイズは乗らない

 

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なお、仕様は下記の通り。

パソコン:MacBook Pro (Retina, 15-inch, Late 2013) Core-i7、メモリ16GB

OS:Windows7 professional (bootcampにて使用)

オーディオインターフェイスnative instruments audio kontrol1

ヘッドフォン:AKG K172 HD

DAWAbleton Live 9.7

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先に結論

windowsのコンパネ→サウンド→audio kontrol1のデバイスのプロパティ→詳細タブにて「2チャネル 24bit 48000Hz(スタジオの音質) 」を選択して解決。(変更前は16bit 44100Hz(CDの音質)でした。)

 

あーすっきりした。

ずっと右耳だけから聴こえるノイズって、精神衛生上とっても良くない。

いくらモグワイ好きといえども無理。

 

一番最初に疑ったのはヘッドフォンだけど、abletonからの音にノイズは乗らないので、オーディオインターフェイスを疑う。でもドライバーは最新。じゃあ設定か?ということで、オーディオインターフェイスの音質設定を確認。

ここで何も考えずに開いたのがaudio kontrol1のコントロールパネル(windowsのコンパネじゃなくて、すべてのプログラム→native instrumentsフォルダにいたやつ)。

変更できる項目は3つ。

・サンプルレート

・プロセスバッファ

・USBバッファ

 

・・・あー、分かったふりして適当に設定したまんまのところだ。

僕は基本的に論理的に考えるのが好きなくせに、めんどくさいとこは直感で行くタイプです。初期設定時は「レイテンシーが下がればいいや」と適当に設定してました。

余談ですが、下記サイトの図が分かりやすかった。

サンプリングレートとビットレートの基本を知っておこう|DTM大作戦!初心者の為のDTM講座

 

まず、サンプルレート。

ここは48000Hzに設定されている。これは分かる、サンプルレートは高いほど良いはず。そして、CDの音質が44100Hz(44.1kHz)なのも知ってる!

 

次に、プロセスバッファ。

これはアレでしょ、バッファサイズでしょ。・・・どうすれば良いんだっけ。。。

とりあえず、256samplesになっている。ここが大きいとレイテンシーが大きくなるから、そのまま。

 

そして、USBバッファ。

うん、分からないよ。1msになっているからそのままにしよう。

 

上記設定を確認したところでふと考えた。

 

ここらへんの設定がいつのまにか変わってしまって音質が悪くなってるんじゃない?

もしかして、音質を上げたら(戻したら)ノイズ消えるんじゃね?

 

早速このアイディアを検証すべく

サンプルレートを 48000Hz → 96000Hz 

倍ですよ、倍。

 

設定変更してabletonをいじる。

おー音が良い!・・・気がする。

だけど、再生ボタンをポチッとすると一瞬ノイズ。。。

あれ?

 

もう一度。

と、その前に気づく。

再生していないのに、CPU使用率が35%超え!

再生すると瞬間的に80%以上に達してノイズが発生。

いやーこれは無いわ。

 

abletonを使ってライブをするために高性能(core i7、メモリ16GB)のマシンにしたんですが、そのおかげで、ライブ時に100トラック以上あるセットを立ち上げて操作してもCPU使用率が70%を超えることが無かったのに、たかが20トラックのセットの再生をしただけでノイズが乗るとは!

 

そこで再度オーディオインターフェイスの設定画面に戻り、サンプルレートを見直し。

96000Hzと48000Hzの間の88200Hzを選択。

でもね、ちょっと思ったんですよ、88200Hzなんて半端な数字に設定した記憶は無いと。でも背に腹は代えられないというか、もう「音質を良くしなければ!」という脅迫観念にかられていますからね。自分を騙しますよ。「こうだったはずだ」と。

 

88200Hzにて再度abletonを再生。

おー音が良い!・・・気がやっぱりする。

そして気になるCPU使用率を確認。70%台まで行くが、ノイズは乗らず。モッサリすることも無い。

だけどさー、いままで70%台になったことないじゃん。

あと、再生してないときは20%台だったじゃん。なんで30%なの?

って思うけど、思わないふり。これで良いんだという正常化バイアス全開。

 

そしていざ、youtube再生!

 

おー

 

おー

 

ノイズが消えた!

 

なんと!

 

やっぱりこれでよかったんだ。設定が変わっていたのかと一息。

 

abletonからもブラウザからもクリアーな音が聴こえる!

 

 

が、しかし。

どうにも気になるCPU使用率

待機時で約30%。再生開始時に一瞬70%台。

う~ん、許容範囲なような、じゃないような。

ちなみに正常なときは、待機時で25%以下。高負荷時でも60%台。

今までこの数字でやってきたから、安心してライブで使えていたのに。

 

abletonCPU使用率を下げるか、きれいな音でyoutubeアンジュルムを観るか。

 

当然前者を優先。

いろいろいじった挙句、オーディオインターフェイスの設定を48000Hz、256samplesに戻す。

やっぱりブラウザ再生の音にはノイズが乗ってるがしょうがない。

 

あきらめた瞬間に気がつく。

あ、windowsのコンパネさわってない!

コンパネからサウンド→audio kontrol1のデバイスのプロパティ→詳細タブを開くと、あった!音質の選択箇所。

16bit 44100Hz(CDの音質)になっている。

試しに「2チャネル 24bit 48000Hz(スタジオの音質) 」を選択してみる。

 

!直った!

 

設定をいじった記憶は無い。

そもそも16bit 44100Hzが音悪いはずもなく(だってCDの音質だもの)、オーディオインターフェイスの設定に合わせないとこんな現象が起こるのかは不明だけど、無事に直って何よりです。

 

 

こういうトラブルって、みなさんどうしてるんでしょ。

まずは自分の知識フル回転で直し、分からなければ調べるってのが当然の鉄則なのですが、この「調べる」ってのが厄介。

モノやコトを知りたいときと違って、抽象的にならざるを得ない。

今回の件で調べたときに使ったキーワードは、

オーディオインターフェイス,音質,ノイズ,youtubeだけ,ブラウザだけ,音が悪い,ableton,ableton live,ヘッドフォン,

 

出てくるのはabletonに合うオーディオインターフェイスの情報ばかり。

調べるのが下手って言ったらそれまでなんだけど、曲がりなりにも10年仕事でネット・パソコンに携わってる身からすれば、他の人はもっと調べるの下手だろって思っちゃう。

なので、いつか、どこかの、誰かの参考になればと思って久しぶりにブログを書く。