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GLOBAL ARK2017

2007年にableton liveを買い、テクノを作るようになった。
3ヶ月後に行われる自分達が企画した野外パーティーでライブをするために。
初ライブは散々な出来だったけど、森の中に響き渡る自分だけの音は実に心地よく、自分が客として行きたくなるような野外パーティーにいつか出演したいなーと密かに思った。

それから10年。
今年は野外パーティーでライブさせてもらいます。

まず、GLOBAL ARK (グローバルアーク)2017

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GLOBAL ARK 2017 グローバルアーク

2017.6.2(Fri) - 6.4(Sun)
八ヶ岳 美し森ロッジ
Gate Open 6/2 (Fri) 15:00 〜 Close 6/4 (Sun) 14:00

【 Wood Land 】ステージに出演させてもらいます。ありがとうshota。宜しくお願いしますグローバルアーク。錚々たる顔ぶれの中にクレジットされたmushicの文字を見ると、一介の田舎テクノミュージシャンとしては感慨深いものがありますが、その中でも思い入れのあるDJが1人。それを説明するには、僕とテクノの出会いまで遡ります。

 


元々ポップスやロックが好きなバンドマンで、ろくに弾けもしないのに生演奏こそ至高だと思っていて、高校生の頃に聴いたradioheadのOK computerを当時は受け入れられなかった。同級生に勧められた電気グルーヴも全然ピンとこなくて、むしろ無機質に聴こえるテクノや電子音は嫌いだった。

その後大学生になり、友達に誘われるがまま初めて行ったクラブは新宿。
大音量のテクノがかかる中で、サイバーでカラフルな人達が、ホイッスル吹きながら満面の笑みで踊ってた。踊り狂ってた。

まさにカルチャーショック。
もう、生演奏がどうとか、曲がどうとかじゃなくて、こんな世界・文化があるんだと。なんか文化としてすげーなーと感じるわけです。踊ったり喋ったり、とにかくみんな笑顔。そこから始まるクラブ漬けの日々。

田舎から都会に出てきた大学生のステレオタイプな大学デビューとしては満点な訳です。ゴアな服を買い、家でお香を焚くようになり、週末はクラブに通い・・・。

 

当時はyoutubesoundcloudSNSも無いから、家で聴くのはもっぱら友達が作ったMIX CDとMD。初めてもらったのは、DJをやってた先輩が作ったMIX MD。sandstormとか入ってた。はず。

その先輩とはサークルで知り合って、サッカーをやったり、イベントに誘ってもらったり、色々と可愛がってもらった。
2002年ワールドカップの日本戦のパブリックビューイング的なものを大学の構内で先輩達がやるっていうんで観に行き、ベルギーに先制されてすぐにトイレに行ったら先輩がいて、「いやー先制されちゃいましたねー」な会話をしている間に鈴木が同点ゴールを入れて見逃したってこともあった。

卒業後、先輩は東京で活動を続け、僕は静岡に戻り、疎遠になったけど、当時一番踊ったDJなのは間違いない。

イケイケを求めていた二十歳そこそこの僕に、渋ーいテクノのかっこよさを教えてくれた偉大なるDJ。

 

その先輩こそが、グローバルアークに出演するDJ MATSUNAMI氏。

ディープで上質なパーティーとして人気の「TRI-BUTE」を中心に活動しています。

 

matsunamiさんは、僕がいるなんて、ましてや同じ出演者だなんて思ってもいないだろうから、驚かせようと思うのです。

ちなみに、mushicはmushi(虫) + music(音)の造語で、音楽に聴こえたり雑音に聴こえたりするような音楽を作りたいなと思って名乗るようになったのだけど、matsunamiさんがやっていたパーティー「蟲の音」からも、インスピレーションを受けていたり受けていなかったり。

余談ですが、虫の鳴き声を「声」として認識するのは日本人とポリネシア人だけみたいですね。