abletonが重くなってきたときの対処方法

 

今回はタイトルの通り、abletonが重くなってきたので、その原因と対処を備忘録的に。

まず、スペック。

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パソコン:MacBook Pro (Retina, 15-inch, Late 2013) Core-i7、メモリ16GB

OS:Windows7 professional (bootcampにて使用)

オーディオインターフェイス:ALLEN&HEATH ZEDi-10

DAWAbleton Live 9.7.1 または 9.7.3

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2013年から4年ほど使っていますが、6月まではとてもとても快適に使えていたのです。

普段、作った曲はその曲だけのalsファイルで保存することもありますが、基本的には複数の曲を1つのalsの中に入れています。そして半年を目安に、その期間中に作った曲をすべて1つのalsにアーカイブしています。こうすることで、ライブで使うセットの作成が楽になりました。

先日も、60分のライブ用のセットを作ろうと、6月に保存した約20曲(トラック数は約200)をまとめたalsを読み込んだところ、再生ボタンを押した瞬間にCPU使用率が100%越え!
保存したときにそんな状態なら、気になって何か対応しているはず。でなければ、保存時以降のパソコン設定変更が原因なはず。
ちなみに、各トラックは「トラックをフリーズ」をさせていません。ライブ時にパラメーターをいじるトラックはほぼ決まっているので、ハット系やSE的なトラックはフリーズさせれば軽くなるのは分かっているけど。。。

ということで、6月以降の記憶を辿るけど、windows updateなどの大きな変更は追えるけど、細かい設定変更までは覚えていない。。。

でも、書いてて良かったこのブログ。
7月20日の記事にこう書いてあった。

 

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再生ボタン押しただけで、あっという間にCPU使用率50%を上回る。1分もしないうちに60%になり、ノイズ乗りまくりで使い物にならない感じ。
え?センドが悪いの?嘘でしょ?
windowsの電源設定を確認し、直近のwindows updateのアンインストール、ディスククリーンアップしてもダメ。
さらにブラウザ(chrome)も重い。いつもはabletonが多少重くなってもブラウザに影響が出ることは無かったのに。
またもや試行錯誤の結果、前述のヴァーチャルDJミキサーをvstフォルダから削除したら直った。セットには使ってません、ただvstフォルダにdllを置いていただけなのに、関係するんですかね。もともとこのVSTは32bit用だったのでjbridgeで64bit化して使っていました。それも関係あるのかな。

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あー思い出した。こんな状態になってから、色々といじった。
「確かココをいじるんだよなー」と、ネットで見たうろ覚えの知識を確認しないまま、いくつか変えて戻してないや。
そのうろ覚えの知識を得たのどこだっけ?と考えるけど、出てこない。
もうちょっとで思い出せるのに、うーんモヤモヤする!

数日経って思い出した。コレだ。

オーディオ処理のためのWindows最適化 – Native Instruments

このリンク先の下の方にある

4.7. プロセッサのスケジュール

以下、引用

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プロセッサのスケジュール設定では、プログラムの動作を優先させるか、バックグラウンドサービスの動作を優先させるかを選択できます。この設定において、プログラムは画面上に起動しているアプリケーションを指し、バックグラウンドサービスとは直接確認する事は出来ないものの、バックグラウンドで常に重要なシステムのタスクを処理しているソフトウェアを指します。バックグラウンドサービスの中で最も重要な例として挙げられるのは、 使用しているオーディオ・インターフェースのドライバーです。

多くの場合においてオーディオの音飛びやノイズの原因となってしまうのは、オーディオ・インターフェースのドライバーが時間内にすべてのデータを処理することが出来ないためです。そのためバックグランドサービス(と共にオーディオドライバー)の処理を優先させる事が、全体的なオーディオパフォーマンスの向上に繋がる事が多いようです。 バックグラウンドサービスの処理を優先させるには下記の設定を行なって下さい:

  1. システムの詳細設定を開きます。
    • Windows 7: デスクトップ上のコンピュータアイコンを右クリックして プロパティ > システムの詳細設定 を選択してください。
    • Windows 8: マウスポインターをデスクトップの右下に移動させ、チャームバーから 設定 > コントロールパネル を選択してシステムメニューを開き、システムの詳細設定をクリックします。
    • Windows 10: エクスプローラー画面でコンピューターアイコンを右クリックして、プロパティ > システムの詳細設定を選択してください。
  2. 詳細設定タブを開き、パフォーマンス設定ボタンをクリックします。
  3. パフォーマンスオプションでさらに詳細設定タブを開き、バックグラウンドサービスを選択します。

    注意:いくつかのアプリケーションはプロセッサのスケジュールをプログラムに設定する事でより良く動作する場合があります。上記の設定後にオーディオパフォーマンスが悪化した場合は、プログラムに設定を変更してみて下さい。どちらの設定を使用しなければならないかについての詳細は、各ソフトウェアの取扱説明書をご参照ください。

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引用終わり

ここをうろ覚えでいたために、『abletonを優先させたいんだから、高速化のためには「プログラム」にチェックだよな』と判断してしまいました。
そっか、オーディオインターフェイスのドライバーを優先させるから「バックグラウンドサービス」を選択するのね。

その結果、、、

 

バッチリ解決!

ほかにも、タスクマネージャーを開いて、プロセスの優先度も「リアルタイム」や「高」に変えたりしてたけど、ここはプログラムを閉じるたびにリセットされるようです。

 

 

なお、前述のnative instrumentsの説明を簡単に説明してくれているサイトがあったのでご紹介

Windows7のオーディオ系チューニング | g200kg Music & Software

 

 

結局のところ、「abletonが重くなった」ではなく、「abletonを重くしてしまった」のを元に戻しただけという。