ableton live 10は2018年に発売予定

ableton liveの最新バージョン ableton live 10が2018年に発売されるそうです。

 

www.ableton.com

待ちに待ったまではいかないけど、そろそろかなーなんて思っていたらリリース。

個人的に気になる新機能。

 

wavetable

波形をいじれるシンセ、ですね。
普段、ソフトシンセの動向はあまりチェックしないので、その存在は知っていたけど触ることのなかった最近増えている波形をいじれるシンセ。あれって実際どんな感じなんですか。今までのシンセでもできていたことを視覚的に操作できる感じですか?それともまったく別物ですか?

非常に説明しづらいうえに、何の根拠も無い個人的所感なんですが、テクノとか電子音楽って、音が立体的になるときってありますよね。バンドサウンドで言う立体感とはまた違う立体感。
もちろん3次元で聴いてるので立体的なのは間違いないんですが、こう何て言うか「音が見える」感じ。例えると、ブラックホールを正面から見てる感じ。どっちが正面だ。自分がブラックホールに吸い込まれるとしたら、ちょうど吸い込まれ始める位置。f:id:mushic:20171106113044j:plain

中心からキック・低音の衝撃が来て、その周りに中音域、さらに外側に高音域がまとわりついていて、回転しながら?うねりながら?こっちに迫ってくるように聴こえる。本当に視えてる訳ではなくて、目をつぶっていてもそのうねりを感じられるというか。
ミニマルテクノハードミニマルあたりで、ふだん聴いていて悪い意味で単調に聴こえる曲も、立体的なときは一周回ってすごく複雑に聴こえるという。
特に一定以上のクオリティのサウンドシステムで聴くと、解像度はもちろんのこと、この見え方がハッキリするので好きです。ファンクションワンだと、外側の音は速くて、中心部の音は塊で押し寄せてくるイメージ。


で、上の図で言うと白い線がうねりとかグルーブだと感じてるんですが、良い曲は、こいつの動きがキレイだったり特徴的だったりでハッキリと感じられる。逆にどんなにフレーズがかっこよくても、どんなにキレイな音質でも、この白い線=グルーブの動きが汚かったり見えなかったりすると、ね。
ただしこの白い線って、使っている音同士が特定の周波数を打ち消したり増強したりして偶然生まれる副産物なので、作る側が制御したり作ったりってのは難しい、って思っています。
偶然できた「お、いい曲」ってのは、足し算引き算が偶然うまくいった結果。逆を言えば、音作り・曲作りが上手い人って、ここの足し引きを感覚的に計算できちゃっている人。それをセンスが良いって言うんでしょうね。と嫉妬心を抱いています。
DJでも、技術的に上手いわけじゃないんだけど(そもそも僕は、ピッチがずれてるぐらいしか技術的なところが分かりませんが)かっこいいDJは、このグルーブみたいなやつを捉えられているんだと勝手に思っています。

ここまで、何を言っているか分からないかもしれませんが、これが僕の感覚です。こういう説明がいわゆるクオリア(感覚質)ってやつですが、自分のクオリアを理解してもらおうとすると、話が長くなる。でも好き。けど、話が長いから嫌われる。分かってはいるんです。けどやめられない。実生活で絡んでる皆様にはいつもご迷惑をお掛けしております。

 

話が随分と逸れたけど、波形が編集できるシンセって、こういうグルーブのところも視覚的にいじれるってことなのかなーと勝手に期待してしまうのです。ただ、すんごいグルーブを持った音を作れたとしても、結局他の音と混ざったときに打ち消されてたりしそう、僕の場合。。。

 

 

◆グループの中に、さらにグループを作れる

これって地味に良いです。
僕の場合、基本的に1曲を1つのグループにして纏めていたので、さらにその中にグループを作りたい場合は、空のオーディオトラックを作って、そこにグループにしたいチャンネルを送っていました。まとめてエフェクトをかけたい・制御したい場合には、これは便利ですね。

 

 

◆Max for Liveの高速、CPU負荷の低減
本当はもっとMax for Liveを使いたかったのに、CPU負荷が気になって使っていなかった僕に朗報です。

 

 

◆複数のMIDIクリップの編集

1つのピアノロール上で、複数のクリップのMIDIが同時編集できるというもの。例えば出来上がったドラムパターンに合わせてベースを作る際に、ドラムのMIDIを見ながらベースのMIDIを打ち込めるようになる。はず。今までは、聴きながら、もしくは一度ドラムのピアノロールを確認してから打ち込んでいたもの覚えの悪い僕には朗報。

 

◆bass mono

指定した低域以下をモノラルに変換できる。いいよね。

 

◆ノートの途中から再生しても音が出る

これも地味に良い。

 

ほか、いろいろ。

twitterなどでは、新機能に好意的なつぶやきがある一方、他のDAWでは既に実装済みとか、それより音質をどうにかしろ、とか言われてます。
そんなに色々なDAW使い分けてるのかと訝しんでしまう。

ぼくは、DTM始めたころにbuzzを使って挫折して以来ableton一筋ですが、そういえば、bitwigが出る頃に乗り換えを本気で検討したなー。結局ベータ版のダウンロードすらできなくてそのままになったけど、どうなんだろ。
いまだに現場で使ってる人見たことないや。

 

 

最近作った曲です。
ミニマルなリズム、キックに同化するようなこもったベース、サイケなシンセ、ちょっとアシッドテイスト、手弾きのライブ感。
自分の好きなテイストを織り交ぜたらこんな感じになりました。まさにeclectic=折衷。

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