12月です。
なんとかエスパルスも残留を決めましたが、小林監督を解任し、新監督を招聘するようです。昇格請負人の二つ名の通り、見事あの守備ボロボロのエスパルスをJ1に戻してくれた小林監督でしたが、J1では勝てずに解任。
でも、勝てないって監督のせいですかね?
戦力的にどう見てもJ1上位レベルではないし、怪我人は多いし、シュートを外したのは選手だし、失点につながるミスをしたのは選手だし。
もちろん、選手を選んだのは監督で、戦術を決めたのも監督で、交代させる権限も監督。
逆も然りで、J1に上がれたのは、選手のおかげでもあり監督のおかげでもある。
まずは守備から!ってサッカーをする小林監督だからこそエスパルスに呼ばれたので、今年あれだけ守備グダグダなチーム率いてたんだから、お役御免になるのはしょうがない。
サッカーに限らず、どこからどこまでが監督の”せい” or ”おかげ”って線引きできないじゃないですか。
そして、監督とDJってなんだか似ているなと思うこのごろです。
突然生まれたこのトンデモ理論。あながち間違ってもいないと思うのです。
監督は選手を使って、自分の理想のサッカーを作っていく。DJは曲を操って、自分の好きなセットを作っていく。
監督は走らないけど、点が決まれば自分が入れたかのように喜び、DJは演奏してないけど、自分の曲のように振舞う。
まぁつまり、監督もDJもコンダクターであり司祭でありディレクターであり。
だからこそ、その人の色が見えないと面白くないんですよね。
どんなにかっこいい曲をかけていても興味の湧かないDJっているじゃないですか。逆に、1曲聴いただけで「あ、このDJ好き」となることがある。
サッカーでも、1試合見ただけで監督誰だろうってなることもあれば、タレント揃いなのに監督の名前は覚える気がしないパリサンジェルマン。
また、名選手が名監督になるとは限らないように、優れたトラックメイカーがDJをやってもかっこよくない人もいる(この辺は好みになっちゃうのですが、僕の場合four tet)。音楽的素養が無くたってかっこいいDJはいっぱいいるのと同じ理屈で、世界最高の監督の1人であるモウリーニョは、選手としては全く活躍してない。
で、さらに言うと、監督が変わるたびにサッカーがコロコロ変わるクラブもあるけど、鹿島やバルセロナみたいに、監督が変わってもやってるサッカーの根幹がしっかりしているクラブがある。これは、フロント・経営陣の問題ですが、パーティーで言えばオーガナイザーの力量と思想。
どの時間に誰にプレイしてもらうか、それによってどんな雰囲気になって、最終的にどういうパーティーにしたいのか。それが「思いつき」とか「アイディア」だけだと毎回ブレが出る。思想・ポリシーがしっかりしていれば、自ずと芯の通ったパーティーになる。
ということで長い前フリでしたが、今週9日(土)のeclecticは、豊富な経験に裏打ちされた耳と思想を持つオーガナイザーshotaが考え抜いたラインナップで、2017年を締めくくるにふさわしいと自信を持って開催いたします。
これだけのメンツが揃うパーティーって富士宮界隈では多くありませんし、ただ有名ドコロを集めただけではありません。
芯の通ったパーティーをお届けします。是非お越しくださいませ。
Open 21:30
22:00 - LIVE
mushic (eclectic / Psyde3)
23:00 - LIVE
六弦詩人義家 (GLOBAL ARK)
23:30~
ShoTime (SBSTRM)
00:30~
Matsunami (TRI-BUTE)
01:50~
Valentina Fjodorov (Twinetrax)
02:50~
DJ MIKU
04:30~
Ryoichi Komagome (波紋-hamon- / GLOBAL ARK)
Finish 05:30